natsuios’s blog

気づけばそこは沼だった

『元気が出るCD!!』 曲の感想と関ジャニ∞に思うこと

 

 

関ジャニ∞の元気が出るCD!!

関ジャニ∞の元気が出るCD!!

 

 

 

時間がない!と言いながらどうしても個人の意見としてまとめておきたいことができてしまったので11月11日にリリースされた関ジャニ∞の『元気が出るCD!!』を聞いたうえでの感想を軸に、少し関ジャニ∞への思いの丈?を記そうと思います。ぐだぐだと綴ってる上に+なことばかりは書いておりませんので不快に思われる方は読まずにブラウザを閉じてください。そして読みなおしたらめちゃくちゃ長かったです。すみません。

 

 


まず今回のアルバム、Twitterやブログで拝見しているとどうにも好評価なものばかりで(※良い事です)、私としてはうーん、と同意することができませんでした。
初っ端からマジかよ、と思われるようなことを単刀直入に申し上げますと私はこのアルバムが自分の好みではありません。あくまで好みですが。
楽曲はどれもこれも良さがあって好きですし、関ジャニのバンド曲も好きです。しかし、アルバムとして見た時、タイトルとトラック順とそれぞれの曲があっているだろうかと考えた時に、どうにもぴんと来ませんでした。そもそもこのアルバムを聞いてよっしゃ元気出た!とはならなかったのが感想です。「前向きスクリーム」や「がむしゃら行進曲」は関ジャニらしさのとても出ている曲で、特にがむしゃら~は「よっしゃ!いけいけ!突っ走れ~~~!」と背中をずいずいと押してきて遠く後ろで大声でいけーーー!と元気を送ってくれているような感じが出ている気がしてかなり好きな曲です。もちろん関ジャニ∞の良さは今回アルバムのどの曲にも出ているしそれぞれ多くの方々が好きだと思われる曲ばかりなのだとは思いますし私もこの曲好きだなぁと単曲ではいくつかリピートしています。

私はグループにも派閥(小声)にも関係なく、"ジャニーズ"の曲が好きです。このことが、今回の好みではないという理由に大きく直結しています。自分は所謂掛け持ちですが、もしかしたら掛け持ちと1つのグループだけを純粋に応援している方々とのなんとなく感じていた溝もそこにあるのかもしれないと感じました。

そもそも関ジャニ∞の曲はジャニーズらしいのか?と聞かれた時、世間一般のイメージやお茶の間感覚で応援していた時ではこれにYesと答えられなかったと思います。じゃあそもそもジャニーズらしい曲ってなんぞや?と考えた時、私がぱっと浮かぶのはSMAPの「青いイナズマ」や嵐の「Love so sweet」Hey!Say!JUMPの「Ultra Music Power」、KinKi Kidsの「硝子の少年」などです。もちろん異論は認めます。
新規というのもあるかもしれませんが私が関ジャニに一番ジャニーズらしさを感じた曲は昨年出したアルバム、『関ジャニズム』から「EJ☆コースター」です。これに関してはPVから曲から衣装から振付まで全てでした。「私が求めていた関ジャニへのアイドルらしさってこれだ…!」と思ったのです。なんだ、この人達キラキラのアイドルの曲もできるんじゃない!と。世間では(そして私もハマるまでは)エイトはバラエティー班なグループであるということがまず第一に挙げているイメージかと思います。歌や踊りの面でもあの人達は凄いよね!というような評価を持っていない印象です。なので前作があまり好評でないことにはかなり驚きました。そんなに微妙だったのだろうか…。タイトルはかっこよくないけど、ユニット曲もとっちらかったジャンルだったかもしれないけど、それでも中身は充実していたと思うんだけどなぁ。何より、関ジャニ∞の作り出す音楽はやっぱりいいな、好きだなと感じさせられたアルバムでもありました。

そもそも私がエイト沼にドボンしたきっかけはVS嵐ゲスト回でした。今まで思っていた関ジャニへのイメージをいい意味で覆してくれました。この人達、こんなにゲーム番組を魅せてくれるのか!と思ったのです。(そして横山さんの美しさに堕ちる)
あの回はVS嵐をゲーム番組として今まで見た回で一番見ていて楽しさを感じました。そこから曲もきちんと調べてCDを借りて買ってDVDを見て…。今まではジャニーズの中でも ジャニーズ色<関西(面白い)のジャニーズが集まったグループ として見ていました。
ただどうしても引っかかっていたのはジャニーズらしい曲が少ないことです。PVもそうですが、ガシガシ踊ってキラキラアイドルしている関ジャニってあまりないのかな、という印象を受けました。アルバムも映像もコンサート(DVD)も素敵な「8UPPERS」が今もなお人気高いのはかっこいい7人が詰まっているというのもあるのでしょうか。私も凄く好きです。

話がそれてしまいましたがEJを何故そんなに気に入ったかと言えば自分の今まで思っていた関ジャニへのイメージ、「関西のよくわからないけど面白い兄ちゃんたち」、その人達がキラキラアイドルらしさ全開でかつエイトのかわいさ、かっこよさ、素敵さを詰まらせた理想の曲だったからです。ですが毎度これを求めているわけではなく、もしかしたたら私は関ジャニのアルバムのリード曲が好きな傾向にあるのかもしれません。「TAKOYAKI in my heart」はエイトのイメージそのままPVにして歌にしました!といったようなさすがヒャダイン節のきいた曲でした。PVも曲もコンサートDVDでも楽しい。見ていて元気が出る。あれっ、ここで元気出てる…?そうです、そうなのです。私が関ジャニに元気を与えてもらう瞬間というのは関ジャニが関西色強めに出してくれていることなのだと、書きながらも思いました。イッツマイソウルも聞いているとニコニコしてしまいます。変人です。

これだけ長々と言っていますが、じゃあお前が好きなアルバムはなんなんじゃ!と聞かれればエイトは『PUZZLE』と『JUKE BOX』です。あれ?バンド形態のアルバム選んでない?と特に後者は思われたでしょう。実はJBもまた、私のエイトへのイメージを1つのアルバムの中で一番変えてくれた作品なんです。
リード曲のTAKOYAKI~でエイトイメージを強く出しておきながらそのままレスキュレスキューを聞いて驚きました。こ、このグループかっこいいんじゃないか…!?と。ぱっちとはまた違うかっこよさ。アルバムの中で曲だけで表すかっこよさがこのアルバムには一番詰まっていると思ったのです。そしてなんといってもトラック順もタイトルも全てがかっちりと当てはまっていると私は思いました。1つのアルバムの中でこんなにかっこよさと面白さをひきたててくれるだなんて!と感動して一番エイトアルバムとして通して聴いています。もし私の周りにエイトに興味があるんだけどという友人ができたらまずは真っ先にJBのアルバムとコンサートDVDを貸そうと思っているくらいです。

ここまで引っ張っておいて言うのもなんですがアルバムタイトルが違うものだったらまた違う感想を持っていたのかもしれません。バンド形態のエイトは好きです。好きですがこれだけ詰めるのであれば別の形として残してほしかった気もしました。今回のアルバムを聞いても、最近の彼らを見ていても実は思う事があり、「彼らはどこに向かいたいのだろう、本当は何をしたいのだろう」と時たま思ってしまいます。いろんなことに挑戦して、バラエティーもアイドルもバンドもする、それがジャニーズでもあり関ジャニ∞でもあるのだとは思いますが、1つに絞らなくても良いからもう少し何をどうしたいのか伝えてほしいなと、エゴでしかないですが思ったりもします。そう強く思わせるアルバムだったと私は感じました。


比較するのは失礼だという事は百も承知ではありますが、私がV6をずっとずっと好きでいられる、ついていこう、この人達を好きでいられて良かった、と思ったのは恐らくここ数年のV6を見て、そしてコンサートに行って確信しました。10年前のコンサートにもし足を運んでいたとしたら、私は今と同じように思っていたかはわかりません。こう思うようになったのも6人1人1人が何をやりたいかを明確にして、活躍をして、そこでアニバーサリーイヤー突入。V6として6人がグループ活動をすると再び集まってパフォーマンスをしたり誌面のインタビューを読んでいるときに、こんなに素敵なグループが存在して良いのかとむしろこちらが聞きたくなるくらいに熱い思いがこみあげました。これも別記事にしてつらつらと書きたいのでそのうち…。Vは何をしていても安定感を感じるというか、凄く大人なグループだと感じることが多いです。
V6の強みはコンサートでのパフォーマンス、20年経っても綺麗に揃いつつも個性の出ているダンスや癖の少ない良曲の多さ、バラエティーに出れば面白さを発揮し*1、個人で活動しても誰もが実力を出しきれる、そして何より6人が持ちつ持たれつの関係性であることではないかと思っています。あれだけ自然な仲のよさがあるかと思いきやメンバー同士の連絡先は実は全員は知っていないだとか、でもV6という場所はアットホームであったりとか。連絡先がわからなくても繋がってる何かが彼らにはあるんだろうな…とか。

こうやって考えた時にエイトの強みはなんでも食わず嫌いでやる、バンドもバラエティーもドラマも、それから他のグループがやらないことを多くやってくれていてとても楽しいです。だけど、じゃあ何がしたいのかと考えたらやはりぱっと浮かびませんでした。
私は何が言いたいんだろう?!(ブログを書いていていつも思う事)とりあえず言いたいのはもっと世間とのギャップの出るアイドルらしい関ジャニ∞が見たかったからちょっと残念だったなってことです(個人の感想です)。
バンドをするエイトもまたギャップが生まれるしかっこいいけれど、音楽に触れている1人としては、するならもっと完成度を高めた生演奏をしてほしいということです(コンサート時)。少ない時間ながら個人の練習時間も、7人で集まって通す時間もかなり少ないとは思うけれど、どうせ聞くなら不安にならないものが聞けたらなと思ったりします。ハマった時から過去にさかのぼってCDを聴いたりDVDを観たりしただけではありますが、それでも少しずつ少しずつ上達も安定感も出てきてはいる、けれどやっぱりドキドキしてしまう。これがもう少し減って常に安定して見れるようになったらもっと心から楽しめるなと思ってしまいます。バンド一筋のTOKIOを観ている時、ドキドキすることはほぼ0なのでやっぱり比較してしまいがちではあるのですけども…。

ここで終わると思ったろう!ここからは素直にアルバムの感想です。


1.High Spirits

元気が出るCDというのだから一発目からがむしゃら~のようなめちゃくちゃ元気な曲かましてくれるんだろうな!ドキドキ、という私の願いもむなしくインスト曲からでした。元気をくれよお…。

しかしそうは言っても今回はメンバー全員参加の演奏。アルバムで、しかもメンバー全員でインストのみの試みは初ですし、ここからのトラック2への続き方はアルバムならではの楽しみ方だと思いました。今回のアルバムはライブを見据えて(というかそっちを見越して)作った、と確かWUのよこやすインタビューに記されていたかと思いますが、確かにアルバムというよりこれはライブで聴いた方が楽しいんだろうな、とか。この曲が披露されるかはまだわかりませんが。ライブメインだなというのは1曲目、少なくとも続く2曲目でわかりました。逆に言ったらライブに参加できないマンにはきついのでは…(自分もその一人)。

メンバーの技術の上達具合もJBや関ジャニズムコンでの演奏を聞いて少しずつバンドらしくなっているなと思っていたのですが、編集が加えられているにしてもかっこいいナンバーに、そして横山さんのトランペットも音色がどんどん綺麗になっていっているなー、頼もしいと感じました。本番までもう少しですが、もっと綺麗な音色になっていってくれるといいなぁ。こればっかりはDVDではなく実際に足を運んで生で聴かないと感想がまた変わってくるので今回参加できないのは残念です。また1年待たねばならんのか…(ヲタクによる嬉しくも悲しい性)

横山さんのトランペットのパートの入りや音階を踏むところ、いいですね。好きです。タンギングもいい感じ!(?)

後はなんといってもすばるくんのブルースハープ。元々音楽と相性のいい方だなとは思っていましたがブルースハープを始められてから、披露される度にこの人は凄いなと感心させられます。ただ、どうにも中心になり過ぎているのでは…と思う事も時たまありました。楽器の音色や歌声はその人自身を表すのではと私は思っているのですが、すばるくんの力強い音色は渋谷すばる色がはっきりと表れていますよね。強い。

 

2.勝手に仕上がれ

K!A!N!JA!NIEIGHT!!!
ニーニニニーニニニニニニニー

って言いたくなりますよね、ライブで楽しいだろうなぁ…。そしてライブ形態ということを意識させ攻めてくる1曲でもありますよね。

タイトルなのですが、しやがれじゃなくて仕上がれっていうところに最初ほんの僅かに違和感を覚えました(嵐にしやがれ…)。

関ジャニのアルバムや曲を聞いていてよく思う事ですが、曲の提供者さんがとにかく有名どころが多いなという印象です。去年のべいべの提供にはぐっときました。今回はOKAMOTO'Sのオカモトさん。かつエイトに合う曲を提供してくださるのが凄いですよね。プロだから当たり前なのかもしれないですが、素人からすればすげーって感じます(小並感)

小さい箱でぎゅうぎゅう詰めになりながらうおーうおーうおーうお!って言いたくなる曲。なので先日のMステ凄い楽しそうで良かったです。侍姿で歌う所もまた凄いけど!

この曲は個人的するめ曲で聴けば聴くほどすきになる曲。今回のアルバムではこちらとバナナジュースを毎日聴いています。聴きたくなる。

横山さんの「日常とは違う異空間へようこそ」の部分が、よこやまさんの歌い方に合っているというか、好きです。唇突き出しながら歌ってるでしょ、って思いました。

各々のパートにも色々面白みを感じますがなんといってもすばるくんの台詞部分。私がたまたま参加したリサイタル仙台でも煽っておられましたが、「後ろのみんな!見えてません!!」光一くんの台詞ウウウウ!と思っていたらまさか曲でちょっと変えて入れてくるとは。まぁ、見えないよね!

 

3.がむしゃら行進曲

去年鬼リピしたエイトシングル曲ナンバーワンのがむしゃらがきたぞーーー!!

PVも踊りも世界観も全て好きです。あと、エイトらしいけど爽やかでもあり、歌詞からも力を与えてもらう1曲でした。まさしくがむしゃらな1曲。

「本能さらけ出して生きるのもまたいいんじゃない?」「がむしゃらららら進もう 答えはその先に」「見つからないこともあるさ それでも一歩先へ」

前向きスクリームもそうでしたが、関ジャニの個人的元気の出る曲は、とりあえず立ち止まらずに動け!その場から離れろ!話はそれからだ!といった感じが出ていて好きです。曲から出る躍動感もあって、走りだしたくなる。

それからこの曲ではサビで精一杯動く事を推奨しておきながら、大サビでは「ちっぽけだと知った日から本当は始まる」「全ては偶然じゃなくて必然だってことを」と少し失敗することもあるかもしれないけれどそれでもへこたれることはねーぜ!と言っているイメージがあり、生きてりゃ色々あるけどとりあえずいきている事それ自体がまずはハッピーなんだよ!(独自解釈です)ということを言われているような気がして思わず笑顔になってしまう1曲だと思っています。

それから人によっては良いとらえ方をされないかもしれませんが、私はすばるくんの歌声が少し苦手でもあります。独特過ぎるというか。好きなんですが、少しひるんでしまうと言うか。逆にまるちゃんの歌声やハモリが大好きなのでこの曲は私の持ってこいなのかもしれません。それから、ユニゾン多めなので綺麗にまとまって聴こえるんですよね。ジャニーズ曲にもユニゾンをとりいれるものが多いのでそれもあるのかも…。大倉君の低音も綺麗に聞こえるし、エイトの声は個性が強くてまとまりにくいとも感じているので余計そう感じるのかな…。

拳あげー!や、123!といったまるちゃんのところも好きです。何度でも聞いてしまう曲。

 

4.韻踏ィニティ

 出だしから無限大だしエイターーーーっていうところからしてすばるくんの作詞っぽさ出まくりだな!な1曲。すばるくんの口から発せられる「エイター」ほど一歩引いてしまうほどの力強さを感じるものはありません。

エイト×和が好きなので和が取り入れられている面では好きです。

 

5.バリンタン

村上くん作詞の安田くん作曲だとーーー!?
そして聴いて1番最初の印象は「韻踏ィニティより韻ふめてね?」でした。これもライブで楽しいだろうなぁ。ふうっ!ってやりたい。

後なんといっても、やすくんの関わった曲には毎度はずれがないのでこの人の才能も凄いなと思わせる1曲。ひなちゃんの作詞も、本人は前にあまり得意ではないような事を言っていましたが、いやいや、韻も踏めてるし実によくできた1曲では!?と感じました。こうしてまた新たな才能の開花を…(?)

今週の少プレで披露されるそうなので楽しみです。テレビ雑誌の予告観ましたが三十路の男性があれってもう、もう…可愛すぎるのでは…(震え)

 

6.強く強く強く

この曲はサビの7人の声の重なり方が好きなのですが全体を通してはあまり好みではないんですね…すみません…。

 

7.スペアキー

元気与えてくれるんじゃねえのかよ!!!!!(再び)
そしてなんといっても横山さんソロパート始まりなことに驚き。

これライブ後半でやられたらじーんときちゃう。ヲタク的に。
3:25~の全員が歌うサビ部分の声の重なり方を聞いてひびきを思い出しました。そのまま「笑顔や怒った顔~」って歌いそう。

 

8.CloveR

出た~~!横山さんの幻の金髪PV曲~~~!!この曲すっごく可愛いですよね。曲も踊りも。クローバーの妖精さん、ナイスです。そもそも「CとRが恋したら」この発想がもう凄い。確かに恋したらCloveRになりますもん。上手過ぎか。と勝手に称賛していた1曲。個人的にはエイトがこんなに可愛らしい曲をする、そしてできることにも驚きました。去年は個人的にエイトのイメージを大きく良い意味で覆してくれることが多い1年だったなぁとしみじみと思います。

でも1つ考えてほしいのはこれが今アルバムに入っている1曲であり前後のつながりを考えた時にスペアキーで「恋が終わった」といっているのにもう恋してる。早い。

音楽番組で踊る度、横山さんの指カウントが上手く出来ていなくて可愛かった。とにかく可愛い1曲だった。大倉君、ありがとう。*2

 

9.ナイナイアイラブユー

このちょっと昭和チックな感じたまらなく大好きです。パッパドゥビドゥー

そしてこれってもしかして結婚を考えた曲なんですかね…?プロポーズソング?恋が終わって恋して結婚までいきつく…若者の結婚のような速さ…。

そして何度でもいいますが元気が出るCDではないの…。

 

10.WASABI

わびさびのきいた1曲だよ!!!いやちょっとごめんなさい石は投げないで!!

作詞作曲は田中秀典さんということで、みんな大好きブリュレのお方。個人的にはブリュレの方が好きで、なんというかこれはかっこよすぎる曲かなぁと思いました。あながちわさび。後二次元ヲタ的にはうたプリを思い出しました。ピアノの部分が宮野真守さんの「オルフェ」を彷彿とさせられました。私だけかもしれない。それから曲全体的に1クールのバトルものアニメのOPっぽそう、とか。あとちょっとB'zっぽい。かっこいいダンス曲になりそうですね、期待。

 

11.ナントカナルサ

作詞作曲はKANA-BOONの谷口さん。ここにきて元気出させてくれる曲!もうトラック11だけど!!
どのメンバーのパートも好きで、歌詞もそうですし上がり下がりがいいですよね。横山さんの「落ち込↑む日も」とかひなちゃんの「エトセトラあるけ↓れ↑ど→」とか!ひなちゃんや大倉君の「ケッセラセーライッツオーライ!」が最高に好きです。あと、ちょっとだけココロ空モヨウを思い出す爽やかな曲。雨上がりの中水たまりをばしゃっと蹴りあげて聴きたい1曲。

ココロ空モヨウは私的にはエイトのバンド曲でもかなり上位に来るほど好きな曲なのですが、ナントカナルサもバンド形態でみたらもっと好きになりそう。

 

12.前向きスクリーム

私の中で最高に前向きに元気をいただける曲です。大好きです。この夏何十回聞いたんだろう、ってくらい発売されてから毎日気が狂ったように聞いてました。あと、お祭りソング大好きなので…。

正直言葉として「なんとかなる」「前向き」は苦手なワードなのですがこの人達が歌っていると自然に違和感なく受け入れることができますね。ワハハ、って笑いたくなる程に前向きですよね。自分自身は後ろ向きな人間なので助かります(?)

 

13.言ったじゃないか

出だしから最高。言ったじゃないか!!

前向きからの言ったじゃないかっていう流れが個人的には好きです。でもこれこの流れは後半じゃなくて前半に淹れてくれたらもっと元気になれた。このトラックで考えるなら逆にここらへんにしっとりした曲持ってきた方が違和感少なかったのでは…。

歌詞のクドカン節も炸裂してますよね。台詞の部分が可愛いバンド曲。去年のMステを観た時は正直そういう演出じゃなくて最初から最後までかっこよくしてほしかったです。個人的には。あれを塗り替えたのが先日のMステメドレーなのかもしれないですが、恰好が侍ですし中途半端に塗り替えた感ある。

 

14.ふりむくわけにはいかないぜ

出だしの「絶対!」を聞いた瞬間、そしてどっくんの「絶対振り向くわけにはいかないぜー!」からのギターの旋律…サンボマスター曲か?と思ったらやっぱり作詞作曲がサンボマスターの山口さんでしたね!電車男の「世界じゃそれを愛と呼ぶんだぜ」が大好きです。

関ジャニの元気印というと前述しましたが一緒になって頑張ってあげるだとかそういう距離の近い応援よりも前向け!後ろは向くな!その場からとにかく動け!なイメージなので歌詞的にぴったりでした。振り向かずに頑張れってことですかね!頑張ります!

でもやっぱり提供元の方のイメージが強く出てますよね…。私が今まで提供元を調べるまで気付かなかったのは「涙の答え」なんですよね。良い事でもあり悪いことでもある、有名な方の提供…。考えさせられますね。

 

15.元気が出るSONG

元気はでねーーよ!!!(再び)
メンバー全員での作詞作曲。「All is well」はファンへの曲だったのが今回はファンへもメンバーへもあてる幅広い意味での曲。でも聴いて思ったのは多分これはメンバーへの思いが強いなっていう事でした。そこもまたエイトらしいですよね。たまに「この人達、自分達だけで楽しんでる(自分達だけの空間になっている)な」と感じることがあるのですが、今回はそれを曲にのっけたのかなー感がありました。どちらかというといい意味です。

 

それからやっぱり思うのはエイトは不安定さが残るなーということ。もしかしたら彼らには腹を割って話す機会を1回設けるべき…というかそれを自分達で、誰かが発案してやってほしい気がします。そうしないといつまでもこのモヤモヤの空気を引きずったまま成長して最終的に何がやりたいかわからないグループとして完成されそうでなんとなく不安です。

リサイタルを行ってくれたこともそうですがきっとファンに少し不安感を抱いているのかなぁと。距離の近いライブを!とやってくれて、実際距離も近くてとっても楽しかったです。私が好きなジャニーズのライブは正直距離の近いものです。V6の代々木クラスだったりアリーナクラス。ドームは距離も心も遠く感じます。それと見ていて遠すぎて楽しめないこともかなりある、と去年、そして嵐BLAST in Miyagiに参加して思いました。後者のMiyagiではドームより距離は近かったのかもしれません。スタンド4列目だったのですがほぼ目の前の勢いでトロッコが止まり歌ってくれたことには驚きました。近いのってやっぱり嬉しいなぁ、と。

嵐や関ジャニ∞のような人気を誇っている比較的まだおじさん過ぎないグループは特にですが、もうドームじゃないと収容できないほどの人気だし(嵐に至ってはドームでさえも収まりきれていない)、実際リサイタルは落選者も多く、かなり不満の声も出ていると感じました。エイトの担降りをした先輩が、「人気になっていって距離が遠くなったし、何したいのかもわからなくなったからやめちゃった」と言って私と入れ替わるように二次元に比重をもっていっていたのですが、確かにと分かる部分が去年の関ジャニズムと今年のリサイタルを参加して身をもって感じました。

Excite!DVDなどを見ていて正直ドームDVDを見ているよりも楽しい、と思って再生回数も昔の方が多かったりします。(それとまた別枠としてJBとPUZZLE,8ESTのKicyuも再生しまくっていますが)

あんまり不安に思わずに馬鹿やっていてほしい思いが強いです。馬鹿やってるうちに自分達の方向性が見えてきたり、これであってるのかと自問自答してこれじゃまずいと思ったら誰かが招集かけるなりなんなりして少しずつ丸くなっていって綺麗な球体のような丸ができ上がるんじゃないかと思っています。

 

すっかりしんみりとしたまとめモードに突入させてしまいましたがDisc2も。

 

1.my store ~可能性を秘める男たち~

「さえない僕らが歌うぞ このマイクを持って!」

ここからして凄く好きです。大山田ちゃんさすがの可愛さ、さすがの安定感!関ジミ3が地味に好きです。

そもそも舞祭組が好きなのも聴いていると元気が出てくる感じがある部分も一理ありまして、この曲、まさしく元気を出させてくれる。これを編曲してメンバー全員で歌ってアルバム1曲目にしてほしかったレベル。でも大山田ちゃん可愛いのでこれで全然いいです(大の字)

大倉君の笑い声も入っていて、というか大倉君の笑い声ってこっちまで笑いたくなるというか元気になりますよね。

ちょっと凹んだらこの曲聴こう…。そう思わせてくれる1曲。

 

2.バナナジュース

き、き、き、きたーーーーーー!!!!!
8ESTMCでも言っていたバナナジュースの長い長い伏線回収!(ではない)

大本命曲!歌詞が可愛いと思った?錦戸亮ちゃんの作詞ですどうもありがとうございます!

「みんな虜にしていけない美人さハニー」

横山君!!!!!!!!!って思いました。歌い方も歌声も全て合っているこの部分をはじめとしたバナナジュースの歌詞とメロディー。

「帰国子女もいいけど~」のところから何まで凄い好きです。錦戸くんすごい。

どっくんのスタイリッシュさ、かっこよさ、セクシーさ、かわいさを兼ね備えた凄い曲でした。

後まだインタビュー記事など読んでいないのでわからないのですがパート割もどっくんなのでしょうか…。だとしたらかなり嬉しい…。

「ドンセイ エニシング アイジャス ウォンチュー トゥ ピール ミー!」の部分もなんで英語じゃなくてカタカナ表記なのだろうともだもだしています。横山さんに歌わせる予定で英語じゃなくてカタカナにしたのかとか最初思ったんですがあの方カタカナも苦手だった…。そして英語歌詞を得意に入れるどっくん愛しいです。

しかしここ、「I just want to peel me.」バナナのことをさしているのはわかりますがおっとっとこれ以上はどっくんに伺いたいところです。某背番号とかもそうですけどちょくちょくそういうのいれてきますよね。モテる男は違うぜ。

歌詞の解釈を早いところ進めたいところです。掛け持ち的にはメロディーの感じやトランペット部分がイノッチと長野君の「夕焼けドロップ」を彷彿とさせられました。これ共感得られませんか…。

歌詞カードを見たら「♡抹茶くれない♡」になっていたのですがどっくんの可愛さ全面的に出し過ぎソングですね、錦戸担、息してますか。

この部分は待っちゃくれないと掛詞にしているのだとは思いますがそれ以外にもきっと何か歌詞に意味がありますよね。早く解明したいーーー!!

これ、ライブでどうなるのかが本当に興味あります!どうする!?何する!?DVDまで待ちきれないし北海道に飛びた過ぎる。

 

3.渇いた花 

私的にはうーん、と思いました。せっかくのアルバム、せっかくのひなちゃんとすばるくんの松原.のユニット。担当ではありませんが正直新曲を期待していました。Twitterを見る限り松原.クラスタの皆さんは盛り上がっていたのでこれでよかったのかとも思いましたが、去年のひなちゃん、というかKNIGのソロのことを考えても新曲が欲しかった…。

それから開始から2:41までずーーーっとすばるくん。そこからひなちゃんの完全ソロは3:14まで40秒もない。こういう風に分けるなら半々にしてくれればよかったのにという思いが強いです。それでも編集がないと思われるそのまま撮りですし、味があっていいのかもしれないですが、私は思う所が多かったです。結局すばるくんばかりが強くて出ているし。曲は勿論良いですし、歌声も好きなのですが何ともこれに関しては+意見はあまり出せないです。あと、元気が出るC(略)

 

4.LOVE & KING

これも色々意見あるみたいですが、私の思いは「もうやめたれや…」でした。

リサイタルまでがぎりぎり許せたところで。いつまで引きずるのかと。何が一番辛いって夜ふかしでいじられることです。本人がやりたくてやってない事が全面的に出過ぎていて。確かに去年のKING--!のC&Rはとても楽しかったのですが今回のCR…とか。

これを聞いて益々関ジャニは何がしたいのか全く分からなかったです。ネタに走りたいのかかっこよさの出るライブ形式のバンドがやりたいのかなんなのか…。本人達は恐らく全て全力で真面目に取り組んでいるのでしょうけれど…。村上君のかっこよさなんていくらでもあるというほどかわいさとかっこよさを兼ね備えた、でも関西弁ばりばりの頭の回転の速いMCで、なのにあんなにもオカン…て思わせたりおまけに天然だしっていろんな要素兼ね備えすぎなのにどうしてそんな…普通に歌わせてあげることもままならない、こんなアルバム(世の中)じゃポイズン…。

曲の感想じゃなくなってますけど思いとしてはこういう感じでした。

 

そんなこんなで思いの膨れ上がったアルバム、「元気が出るCD」でした。結果、個人的には特に元気は出ませんでした。リサイタル本編見た方が元気出ます、恐らく。早くBDに出して売って!!!

 

前向きやがむしゃらのような曲の傾向がって今回のCDを出すことに至ったのだとは思いますが、アルバム曲全部が元気出すものではやっぱりなかった。そりゃあそういうものを作るのも難しい。それでも仕方がないの一言では片付けたくありませんでした。

言ってしまえば「バナナジュース」も凄く好きですが、元気が出るというテーマとはちょっと外れた、これは今回のタイトルではないアルバムに入れてほしかったユニット曲でした。そもそも個人的に元気が出るユニットソングになっていたのはmy storeだけだった気がしています。他は主旨に沿っていない。アルバムタイトル、関ジャニズム2くらいでちょうど良かったのかもしれない(雑)

 

ここまで凄い分量書いてて自分でも引きました。DVD特典の事も書きたかったのになんてまとめることのできない低能さを見せつけてしまったのだろう。すみません。

DVDの特典も主旨(以下略)でしたが、Aはほのぼの、Bはマジキチって感じでしたね(簡潔なまとめ)

Bすごいですよね。私たち何を見せられているんだろう感半端なかったですよね。可愛いんですけどね。特に綱引きのところ。確かにBはちょっと元気出たかもしれないです。くだらなくて面白かった。

 

そんなわけでこれだけ言ったら少しスッキリしました。アルバムとしては色々思う所がありましたが1曲1曲は安定してたような気もします。単曲でリピートはよくしているので。

また、もし友人に「関ジャニのおすすめのアルバムある?」と聞かれた時に私はこれをさし出す事はまずないと思います。バンド曲が聴きたい、というならお薦めするかもしれないけれど、それならまずJBを推したい。

様々な意見があるとは思いますが私の想いはこんな感じです。とくにまとめもせず書いたので文章の酷さが露呈していますが時間をみつけて誤字やセンテンスの修正を行っていきたいと思います。

ただ、これだけ批判的なことを述べていてアレですが、良い面だけでなくそういった否定的な意見なども生まれると言う事は今後の伸びしろがまだまだあるということだと私は捉えています。良くも悪くもできるだろうし。関ジャニ∞の音楽は好きです。好きだからこそその中でも私はこういう考えでした、ということを今回は綴らせていただきました。

とりあえず次のアルバム、そして今後の関ジャニ∞さんのご活躍に期待します。

…こんなに長い文章、最後まで読んでくださる方は果たしてどれくらいおられるのか…!?

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

追記.

コメントや反応ありがとうございます。私情により2016.3月以降に返信、記事更新致します。



 

*1:学校へ行こう、7年ぶりの復活がそれをまさしく示してくれた気がしています

*2:映画「クローバー」主演